角膜びらんとは

角膜上皮がはがれた状態で、眼の違和感、痛み、白目の充血などが起こります。

 

原因の多くは、角膜部の傷、異物混入、コンタクトレンズの使用による弊害など。
また、糖尿病の合併症として角膜びらんが誘発されることもあります。

 

進行する病気ではありませんが、治療しても角膜がデリケートな人がなりやすいため、
何度も再発する人が多いです。
再発を防ぐ方法はありませんが、毎回治療していれば、特に心配する必要はありません。
徐々に角膜が刺激に対して強くなり、角膜びらんも起こらなくなってくると考えられています。

 

 

治療の方法

症状が軽い場合は、感染予防の抗菌点眼薬だけということがあります。
通常は抗菌薬の眼軟膏を塗布して、眼帯をします。
一般的に数日で治癒します。

 

再発性の場合、治療法は同じですが、より痛みが強くなる傾向があります。
また、治った直後に再発することもあるため、保護用のソフトコンタクトレンズを使用することもあります。