イソロイシンとは

 

イソロイシンとは | シミ関連用語

イソロイシンは、必須アミノ酸のひとつで体の成長を促進したり、神経の働きを良くしたりします。

 

ロイシン、バリンという必須アミノ酸とともに分岐鎖とと呼ばれる構造の「分岐鎖アミノ酸類(BCAA)」の一つです。

 

BCAAはアミノ酸の分子の中で「側鎖」という部分がほぼ同じ形をしています。
BCAAは筋肉の主要な成分で筋肉内で分解・代謝されるのが特徴です。
筋肉に与えるBCAAの役割は大きく、運動中に分解する量もかなりあると考えられています。

 

 

イソロイシンを多く含む食品として、子牛の肉や鶏肉、鮭、プロセスチーズ、牛乳などがあります。
多くの食品に含まれているので通常不足することはありません。
過剰摂取すると他のアミノ酸とのバランスを崩し、免疫力が低下を招きます。

 

イソロイシンの摂取量の目安は、1日当たり体重1kgに対して20mg。
体重が60kgであれば1200mgの摂取が目安となります。
また、他のBCAA(バリン・ロイシン)とバランス良く摂取することでイソロイシンを効率良く体内に吸収することが出来ます。

 

 

イソロイシンの主な効果

甲状腺ホルモンの分泌を促すことで成長促進し、神経機能を補助するほか、肝臓の機能強化、血管拡張作用、筋肉強化、疲労回復など幅広い作用があります。

 

・成長を促進する(成長を促す甲状腺ホルモンを分泌)
・疲労回復を促す(グリコーゲンを体内で糖に変換)
・美肌、美髪効果がある(肌や髪の毛の材料)
・肝機能を高める(肝臓のたんぱく質の合成促進)
・糖尿病を予防する(血糖値の上昇抑制)
・集中力を高める(神経伝達物質になる)

 
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