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運動療法で効果的に中性脂肪減!

体内で増加した中性脂肪を減らすためには、専門家の指導による運動療法は有効です。
食事療法と並行して行うことで効果はかなり期待できるはずです。

 

運動療法の目安としては、運動の強さが中程度のメニューを一日20~30分続けて、
ある程度の期間休まず行います。
運動で消費する理想的なカロリーは150キロカロリー、
1週間で約1050キロカロリーか適正とされています。

 

 

運動療法の始め方

運動を始める前に気を付けなくてはならないことがあります。

 

まず、ふだん運動をしていない人や体力のない人、さらに高血圧症や虚血性心疾患、糖尿病にかかっている人などは、
いきなり自己流で運動することは決してせず、かならずかかりつけの医師や運動指導士と相談するようにしましょう。

 

通常、問診をした後で既往症や自覚症状の有無、ふだんの生活習慣や食生活について調査をします。
また打診や尿検査、血液検査なども併せて行い、心電図の運動負荷テストを行います。

 

そして脈拍や血圧などをチェックしながら負荷を与え、運動量を変えてみることで本人がどのくらいの運動が可能かを調べます

 

中高年では自覚症状のないまま高脂血症となり、場合によっては動脈硬化の進んでいるケースもあります。
運動を始める前には医師のアドバイスをかならず受けるようにしましょう。

 

 

 

運動を継続させるために

運動療法非常に有効ですが、すぐに効果が出るとは限りません。
運動開始後、2~3か月して効果が表れてくるものですが、個人差があります。
運動を始めても思うような効果が出ないからといって止めてしまうのはもったいないことです。

 

ただし、運動のやり方によっては効果を早く得られるものもあります。
例えば、体の余分な中性脂肪をより早く減少させたいときには、空腹時に運動するほうが効果的です。
食事前に運動すれば、体内の脂質が遊離脂肪酸となって血中に溶け出し、消費されるため脂肪を減少させるのを早めることができます。

 

 

運動を始めたら、強い意思を持って継続すること。
同時に無理のない環境が大切です。

 

「いつでも、どこででも、気軽にひとりでもできる」ことが基本ですし、
運動することが楽しく感じられるような環境作りが大切です。

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