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中性脂肪が高くなる原因

中性脂肪値が高くなり過ぎると体にとってマイナス。
例えば、血液がドロドロになり、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高まります。
また内臓脂肪の増加によるメタボリックシンドロームが進むと肝硬変や肝臓がんなどのリスクもあります。

 

中性脂肪が増える原因は何でしょう?
中性脂肪は毎日の食事から体内で作られます。
中性脂肪値が高い人の多くは、日々の食事が大きな要因のひとつ。

 

中性脂肪が増える原因はさまざまですが、生活習慣によるものが多いのです。

 

 

 

中性脂肪が増える原因

食事

中性脂肪に大きく関わっている日々の食事。
脂身の多い肉、高コレステロールの卵、油を多く使った揚げ物などを
過剰に摂り過ぎると中性脂肪は消費できず増えてしまいます。

 

摂取カロリーが消費カロリーより多いと余ったエネルギーは中性脂肪に変換され、
皮下脂肪や内臓脂肪の脂肪組織に蓄えられます。

 

また、パン、白米、麺類、クッキー、ケーキ、清涼飲料、炭酸飲料、お菓子や
アルコールなどのの過剰摂取には注意が必要です。
これらの精製された炭水化物は、インスリンの上昇を招きます。
インスリンはホルモンで炭水化物の消化に欠かせません。

 

過剰な炭水化物を消化するには大量のインスリンが必要でその分すい臓に負担が掛かります。
するとこの働きに不具合が生じ、消化しきれない余分な炭水化物は、
中性脂肪の材料となってしまいます。

 

運動不足

運動は、中性脂肪をため込まない体作りに最適。
運動することでエネルギーが消費され、肥満の予防にもなります。
運動不足で消費カロリーが少ないと摂取・消費のバランスは崩れてしまいます。

 

喫煙

たばこに含まれているニコチンなどは、悪玉コレステロールの合成を促進させ、
善玉コレステロールを減らす作用があります。
そして中性脂肪が増加、また血栓を作りやすい環境にもなり、
血管からくる病気になるリスクが高まります。

 

また、喫煙は血管を収縮させ、赤血球が酸素と結び付く働きを妨害します。
結果、ドロドロ血液になり不健康な体になりがちです。

 

アルコールの摂取過多

適度なアルコールは良いですが、過度な摂取は中性脂肪の消費を妨げます。
リポ蛋白リパーゼという酵素は、中性脂肪を分解する働きがありますが、
アルコールはその働きを低下させます。
また、お酒を飲むとつい食べ過ぎてしまうことも中性脂肪増につながります。

 

ストレス

ストレスと中性脂肪は関係ないように感じられますが、実は深い関わりがあるのです。
人間はストレスを感じると自律神経やホルモンのバランスが変化します。
その変化が、中性脂肪値を上昇させてしまう原因にもなるのです。

 

ストレスを感じると自律神経のバランスが壊れ、アドレナリンやノルアドレナリンの分泌が増加します。
このホルモンの増加により血液中に溶けている遊離脂質酸という脂質が大量に発生し、
これが肝臓でコレステロールや中性脂肪に合成され、中性脂肪値の上昇につながります。

 

またストレスによる睡眠不足で疲れが蓄積されると
糖の血中濃度が上がり、中性脂肪も上昇してしまいます。

 

遺伝

遺伝的に中性脂肪値が高い人がいます。
家族にそのような人がいる場合、遺伝する確率は低くありません。
遺伝による影響は3割程度。

 

 

さまざまな原因で中性脂肪値が高くなりますが、
バランスの良い生活が中性脂肪には大きく関係しています。
「中性脂肪を減らす対策」を参考にしましょう。

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