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黒酢は中性脂肪を減らす!

黒酢とは、玄米を発酵、熟成させた酢のこと。
黒酢には、必須アミノ酸を含む約10種類のアミノ酸の他に、クエン酸、ビタミン、ミネラルなどを
豊富に含んでいます。
黒酢の摂取により、サラサラ血にする、血糖値上昇の抑制、血圧の正常化、コレステロールや中性脂肪の減少、肝機能の正常化、アトピーやアレルギーの改善などのさまざまな効果が期待できます。

 

 

 

黒酢と米酢の違い

普段の調理で使う「酢」は、穀物酢と呼ばれ、原料は、麦やトウモロコシなどです。
さらに、同じ穀物酢でも「米酢」というものがあり、これは米を原料に作られています。

 

「黒酢」は、酢の一種。
黒酢と米酢の違いは、見た目の色や香りなどでも分かりますが、
その大きな違いは「原料」と「製法」にあります。
米酢の原料は「精米」を使用しますが、黒酢は「玄米」もしくは「大麦」を使用します。

 

また製法も、米酢は原料の精米を蒸したものをホーローやステンレスなどの金属容器に入れ、
糖化、発酵などの工程を経て製造します。製造にかかる期間は、およそ4ヶ月ほどの短期間。

 

一方、黒酢は長い時間をかけてじっくりと造られます。
その熟成期間は半年~3年となり、こうして生みだされた黒酢は、
米酢に比べて美しい琥珀色をしており、味も香りもまろやかです。
長い時間をかけることで、より熟成させることが出来るため、アミノ酸やクエン酸、有機酸や
ビタミン、ミネラルも普通の酢に比べると多く含まれます。

 

玄米は、ぬかがたっぷりついていて茶色で、この「ぬか」には、たんぱく質がたくさん含まれています。
また、米本来の成分である「でんぷん」が、長時間かけて発酵されることで
「メラノイジン」という黒っぽい色素を持つ物質ができ、黒くなるのです。

 

 

黒酢の働き

黒酢にはさまざまな有効成分が含まれてていますので、その効果もさまざま。

 

血圧安定作用

血圧上昇を抑えるACEという物質が黒酢には含まれています。
血圧の低下は高血圧の場合だけに起こり低血圧の場合は血圧は下がることありません。

 

血液サラサラ

黒酢には人間に必要な8種類の必須アミノ酸が含まれ、さらにクエン酸をはじめとする有機酸も豊富に含まれています。
これらの成分が、血栓を除去し血液をサラサラにする効果があります。
この血液サラサラ効果により、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を予防・改善することができます。

 

抗酸化作用

酢には強い抗酸化作用があります。
特に黒酢の抗酸化作用は他の酢と比較しても大きいことが知られています。
活性酸素による体の酸化防止をします。

 

疲労回復作用

黒酢に含まれる酢酸は、疲労の原因となる血行の循環不良をおさえたり、
疲労のもとになる乳酸を分解すると考えられています。
糖分と黒酢を同時に摂取すると運動により消耗されたグリコーゲンの回復が促進されて
疲労回復がさらに早くなるといわれています。

 

大腸ガン予防

黒酢はガン発生のあらゆる段階で抑制効果があるとの研究報告があります。
長期間摂取することで、大腸ガンの発生を抑制が期待できます。

 

ダイエット効果

黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれています。
クエン酸サイクルとアミノ酸の脂肪燃焼効果を期待できます。

 

 

黒酢の飲み方

調味料としては少量の摂取しかできませんが、
ドリンクとして飲むのであれば多量の黒酢を摂取することができます。

 

黒酢は1日に大さじで1~2杯を目安に、30ミリリットル程度までにするようにしましょう。

 

黒酢を原液のまま飲むのは控えましょう。
酸性の刺激が強いという特徴があります。
必ず水やジュース、牛乳などで割って、薄めてから飲むようにしましょう。
黒酢は酸性の刺激が強いことから、空腹時は避けて、
特に胃酸が出過ぎる人は胃酸過多にならないためにも、黒酢の飲み方に注意しましょう。

 

また、お酢には身体を冷やす作用がありますので、
冷え性の人はお酢を飲みすぎると体調を崩してしまうことがあります。飲み過ぎに注意しましょう。

 

黒酢サプリメントなどもあります。
サプリメントタイプの黒酢は、液状ではなくソフトカプセルに包まれたものなど、
飲みやすさ・携帯のしやすさが特徴となっています。

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