肥満のタイプ
自分の肥満のタイプを知っておきましょう。
中性脂肪削減対策の参考に。
肥満は外見だけでは分からない
「肥満」とは、体に余分な脂肪が付き過ぎた状態をさします。
一般的には外見が太った人というイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。
医学的にいうと肥満とは「食物を通して外から取り入れるエネルギーよりも、
日常生活で消費するエネルギーのほうが少ないために体内に余分な脂肪が蓄えられる状態」をさします。
通常、この脂肪は「中性脂肪(トリグリセライド)」と呼ぱれています。
肥満の種類
肥満は中性脂肪の付き方によって、2つに分けられます。
おもに皮下の組織に蓄積する「皮下脂肪型肥満」と脂肪が腹部とその周りの内臓に
付いてしまう「内臓脂肪型肥満」です。
皮下脂肪型は、おなかや腰、太もも、お尻などの皮下に脂肪がたまるため、別名「洋梨型肥満」ともいい、とくに女性に多いのが特徴です。
これに対して、内臓脂肪型は「りんご型肥満」ともいわれ、男性に多く、内臓に脂肪が蓄積するため外見的にはちっとも太って見えない人もいます。
そのため、本人も自分が肥満などとはまったく自覚できない場合があります。