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中性脂肪の検査

中性脂肪値についてはもちろん、内臓が健康に機能しているかどうかを
知るには血液検査を受けるのがいちばんです。
特に生活習慣病が心配な人は、ヘルスチェックの必須項目といってもいいでしょう。

 

 

 

中性脂肪検査でわかること

中性脂肪が血液中に増加してくると、動脈硬化を引き起こす一因となります。
動脈硬化性疾患(心筋梗塞、狭心症、脳卒中など)を予防するため、
定期的に検査することをおススメします。

 

 

中性脂肪の基準値は、30~149mg/dl。
中性脂肪値が150~249mg/dlの場合、要経過観察、
250mg/dl以上の場合、精密検査もしくは治療が必要です。

 

中性脂肪の値が高い場合には動脈硬化の危険度が高く
低い場合には栄養障害やそれを引き起こす病気が考えられます。

 

中性脂肪だけでなくコレステロールも高い人は、
動脈硬化症、甲状腺機能低下症、糖尿病、クッシング症候群などの疑いがあります。

 

もし、中性脂肪値が1000mg/dl以上の場合、急性膵炎を起こすリスクが高いので治療が必要です。
逆に中性脂肪が低い場合、肝臓病、甲状腺機能亢進症、アジソン病などの疑いがあります。

 

 

高値…肥満、糖尿病、甲状腺機能低下症、脂質異常症(高脂血症)、クッシング症候群、肝障害など
低値…肝臓病、甲状腺機能亢進症、アジソン病、栄養障害など

 

 

 

血液検査の受け方

血液からは、健康に関するいろいろな情報を知ることができます。
採血に必要な量は10ccほど。

 

正確に数値を測るために注意しておきたいことは、
検査の前日は夜の8時ごろまでに夕食を済ませて、検査まで何も食べないこと。
また中性脂肪の検査では、アルコールの影響が大きいため、前日の飲酒は控えるようにしましょう。

 

 

 

中性脂肪値が高い人は?

中性脂肪値が高い人の多くは、肥満や食べすぎ、運動不足、飲酒などが原因
この状態が続くとさまざまな病気の原因になりますので、
中性脂肪をコントロールする必要があります。

 

飲酒している人は禁酒または節酒しましょう。
また、運動する習慣を付けたり、炭水化物や脂肪の多い食事を控えるなどの努力が必要です。
食事療法をだけでも中性脂肪を相当減らすことができます。

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