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健康管理でもっとも大切なことは、病気の予防です。感染すると死亡率の高い伝染病から犬を守るにはワクチン接種が有効です。初年度に3回、それ以降も毎年1回追加接種しましょう。 |
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犬の病気予防のポイント1
■接種時期を間違えないように注意
子犬は生まれたときに母親の初乳を飲んで、「移行抗体」という免疫をもらいます。この免疫がある間は伝染病の感染を防ぐことができますが、免疫力がなくなってくると、伝染病にかかりやすくなります。
そこで、この母親からの免疫がなくなる生後60〜70日前後に1回目のワクチンを接種し、90〜100日前後に2回目、120日前後に3回目のワクチンを接種することになります。
ワクチン接種後1週間くらいは他の犬との接触を避けるようにしましょう。 |
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犬の病気予防のポイント2
■免疫力は低下するので追加接種を
ワクチンには、法律で接種が義務づけられている「狂犬病を予防する」ものと、ジステンパーや犬パルボウィルス感染症などを予防する5〜8種の「混合ワクチン」があります。
5〜8種混合ワクチンを接種してできる免疫の効果は1年ほどで、その後免疫力は低下していきます。免疫を持続させるためには、毎年1回を目安にワクチンを追加接種しましょう。
接種後1週間ほどは、シャンプーすることは控えましょう。 |
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犬の病気予防のポイント3
■フィラリアの予防薬も忘れずに
ワクチンとは別に、フィラリア症の予防も忘れてはいけません。フィラリア症は犬の心臓や肺の血管にフィラリアという虫が寄生し、体内で成長して、犬の体をおかしていきます。
初めは症状があらわれず、やがてせきをしたり、血尿、腹水がたまるようになります。ここまで進むと治療が難しくなります。
フィラリアは蚊が媒介しますから、蚊が飛来する初夏から秋にかけて6ヶ月間、月に1回予防薬を投与することで、完全に予防することができます。 |
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犬の病気予防のポイント4
■日々の健康チェック
犬の表情を見て、何か変わったところがないか、関心をもってチェックしましょう。
吐いたり下痢をしていないか、鼻水が出ていないか、オシッコのにおいがいつもと違っていないか、注意して様子を見ます。
食事の量や食べ方に変化がないか、便のかたさがいつもと同じか、体の動きなどにも目を配りましょう。 |
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犬の病気予防のポイント6
■健康的な食事を
生後3ヶ月は人間の5歳児くらいに相当し、6ヶ月で9歳、1年で18歳と急成長していきます。心身ともに健康に育てるためには、バランスのとれた食事やしつけの面で十分な世話をすることが必要です。
成人になると体調の変化が少なくなり、安定してきます。食事や散歩、日常の手入れなどをきちんと行うことで、さらに健康ではつらつとした生活を送ることができます。
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