シミはできる前に予防したい!
シミは皮膚の一部分にメラニン色素が集まっている状態。
原因はいろいろですが、大半は肌の手入れをきちんとしていれば防げます。
まず、シミができるような原因をつくらないことが先決です。
シミの予防方法
紫外線を避ける
なかなか防ぎきれないのが、肝斑と呼ばれるシミ。
これは女性ホルモンと関係があり、20代から40代の妊娠可能な女性の額、ほお、鼻の下など特定の場所にできるのが特徴。
メラニン色素の色を濃くするのは紫外線なので、紫外線を完全に遮断してしまえば、目立つシミにはなりません。
老人性色素斑は、日に当たりすぎが原因のシミ。
ほおや手の甲など日光が当たりやすい場所に多く出ます。
肌荒れやかぶれに注意する
皮膚に炎症が起こると治ったあとでもシミや小ジワが残ることが多いです。植物の汁のかぶれやニキビの跡などもシミになることがあります。
肌を傷つけない
すり傷ややけどなど肌に傷をつけるとシミが残ります。指先やブラシ類でこするのもダメ。
顔そりなどで目に見えない傷をつくらないように注意を。
日光による皮膚炎に注意
肌に植物の汁や香水がついていると、そこに日光が当たったとき、
強い刺激物質に変わることが多いので注意が必要です。
香水は直接肌につけないこと。消毒薬入りの軟膏やオリーブ油も危険です。
厚化粧にならないシミ対策のメイク
シミ対策のメイクはファンデーションで紫外線を防ぐのが基本。
とくに戸外で長くすごす日や紫外線の強い季節のメイクは、
紫外線吸収剤入りのメイクアップベースを上手に利用すると、さほど厚化粧をしなくてすみます。
サンスクリーンを使う方法
1.紫外線吸収剤入りのメイクアップベースをシミの気になる部分に重点的につけ、回りを指先で薄くのばします。
2.紫外線防止効果のあるファンデーションを丁寧につける。ほおのあたりは厚めに塗っても鼻や口の回りを薄くしておけば、厚化粧には見えません。
スポッツカバーを使う方法
1.メイクアップベースをつけた後、ファンデーションをムラなくのばす。
2.シミ隠し用の部分ファンデーションをシミの気になる部分につけ、指先で自然にぼかします。紫外線効果のある製品なら、なおいいです。