皮膚科で行うシミ除去
皮膚科では肌の状態を診断して最適な治療法を行ってくれます。
皮膚科で行うシミ除去の種類
ケミカルピーリング
古い角質を剥離する事で、シミの原因である角質に沈着したメラニンを取り除くことです。
シミで行うケミカルピーリングは、角質層のみの浅いピーリングを行うため、AHA(グリコール酸)が多く用いられています。シミのタイプや症状によって適切に治療が行われます。
このグリコール酸をシミのある皮膚に塗布し、その後、角質や表皮を剥がします。
レーザー
半導体レーザーなどによる弱いレーザー光線で、新陳代謝を高め、脱色素軟膏を塗ることで、かなり効果を上げることができます。
特に薄いシミの場合、1ヶ月以内できれいにとることもできます。しかし、シミが大きく、濃い場合はその程度に応じて時間がかかります。
フラッシュランプ
顔表面にある細かなシミに効果が期待できます。薄いシミやくすみ、特に厚みのない老人性色素斑や雀卵斑(ソバカス)に有効で、肌の表面(角質)に効く短い波長、表皮に効く中間の波長、コラーゲンを作る繊維芽細胞を活性化したり、赤ら顔のもとになる毛細血管に作用する長い波長などといった、多種類の波長の光の束を一度に弱く照射できるのが特徴。
プラセンタ注射
プラセンタに含まれる成分の働きは、細胞の呼吸を活発にして新陳代謝を高め、皮膚の血行をよくし、肌にはりやツヤを出してくれる効果があります。しみが薄くなりしわも目立たなくなり、さらに美白効果もあるとされています。
イオン導入
ビタミンC・ビタミンA・トラネキサム酸など有効成分を豊富に配合したトリートメント剤を肌に塗って、微弱な電流や超音波を流し、お肌の深部に浸透させる方法です。
肌表面にあるバリア機能を通り抜けて有効成分を肌の奥に届け、シミ、しわ、たるみ、ニキビ、ニキビ跡などの肌トラブルを改善します。
トレチノイン治療
自宅で使う塗り薬。ニキビ、シミ、しわにとても効果的のある塗り薬です。お肌の角質をはがす、皮脂の過剰分泌を抑える、お肌の内部でコラーゲンを増やすという3つの効果を持っています。
トランサミン
美白効果があり、シミなどの色素沈着を起こしてる箇所にも作用します。副作用などはほとんど無く安全性の高い薬です。