敏感肌のファンデーション
肌に一番やさしいのはリキッドファンデーション
肌が敏感な人には、親水性のリキッドファンデーションがおすすめです。
特にいいのは、粉末がびんの底に沈んでいて、使うときによく振って、指で少しずつつけるタイプのもの。成分のほとんどが水とパウダーで、乳化剤などの添加物が少ない分だけ、アレルギーを起こす可能性も低いです。
肌を強くこすりさえしなければ、普通は、どんなタイプのファンデーションでえも大丈夫。しかし、肌の老化を気にする人や肌につやがなくカサついている人は、やはり、リキッドタイプのものを指で丁寧つけるほうが無難です。
リキッドファンデーションは粉末や油分のほかに水や保湿剤をたっぷり入れてありますから、クリームタイプやパウダータイプより肌になじみやすく、伸びがよいのがメリット。パウダータイプは質の悪いものだと粒子で肌を傷つけるおそれがありますが、リキッドタイプなら、その心配はありません。
リキッドファンデーションの正しいつけ方
1.リキッドファンデーションは直接指先につけず、いったん手の甲などに適量を置く。水っぽいファンデーションはびんを軽く振ってから使うとよい。容器の口が直接肌に触れると中に雑菌が入り込むので注意しましょう。
2.額またはほおから、指で伸ばしていく。力を入れる必要はなく、トンと指を肌の上に置き、そのままスーッと上下左右にすべらせるとよい。鼻など毛穴の開いた部分は薄めにつけるのが均一に仕上るコツ。
3.小鼻、口の回り、目の回りなど表情によってシワが入る部分は、指先で小刻みにたたきこむようにして薄くのばす。シミやソバカスをカバーしたい場合は、その部分だけ軽くたたくように重ねづけを。
4.大きなパフにフェイスパウダーを少量つけて肌を押さえながら、ファンデーションとなじませる。上手に粉をのせると、かなり化粧くずれ防げる。パタパタたたくとムラになりやすいので注意。