美肌のためのサンケア化粧品の効果・選び方
サンケアといえば、だれでも思い浮かべるのが、海で使う日焼け止め。ただ普通のファンデーションでも紫外線を遮る効果はあります。ファンデーションに含まれる多量のパウダーが顔にベールをかぶせるのと同じ役目をして物理的に紫外線をカット。つまり確実で安全なサンケアができるのです。夏だけでなく、一年中使えるサンケアファンデーションがいろいろあります。
安全で肌にやさしいサンケアを
普通のファンデーション
最大のメリットは、安全性の高さ。化学的な方法でなく、物理的に紫外線をはね返すのですから、肌にはもっとも安心。ただ、強い紫外線を長時間カットすつためにはかなり厚塗りをしなければならないこと。
春先の日射しの強い季節になったら密着力が高くて、汗や皮脂に強い両用タイプのパウダーファンデーションやウォータープルーフタイプに切り替えるのもよいでしょう。
スポーツ、レジャー用の日焼け止め
紫外線吸収剤をたくさんいれた製品。透明タイプと肌色でパウダーを多量に含みしっかりと肌を覆うファンデーションタイプの2種類あります。
紫外線吸収剤だけで100%紫外線を防げるわけではありません。透明タイプの日焼け止めは、上にファンデーションを重ねるほうが効果的です。ファンデーションタイプのものは二重のガードができるので、サンカットの効果は確実。
サンケア指数SPFは15で十分
日焼け止めのパッケージに書いてある数字にSPFがあります。日焼け止めを実際に皮膚に塗って紫外線を当て、素肌のときに比べ、日焼けが始まるまでどのくらいの時間が引き延ばせるかを測って割り出した数字です。
普通、素肌だと約20分で肌が赤くなるのですが、その製品を塗って200分までは赤くならないとすると、SPFは10。素肌のときにくらべ10倍も日焼けしにくいわけです。同様にSPF15は300分、つまり、5時間有効ということです。通常、SPF15なら十分でしょう。
紫外線を吸収する効き目は時間がたつと弱くなりますので、少なくとも3〜4時間ごとにつけ直しが必要です