ファンデーションの選び方

 

美肌のためのファンデーションの選び方

肌の保護膜として大切なアイテム

ファンデーションの本来の目的は、肌を美しく見せること。ところが、素肌を覆うことは紫外線を遮ることにもなるため最近は肌を保護する役割がクローズアップされるようになりました。
紫外線を防ぐという点では、とくに紫外線の強い季節以外は、どんなタイプのものでも効果はあります。ただ、皮膚に何かを塗るということはそれ自体、肌にとって負担になる可能性もありますので、最低限、次の条件を満たすことが必要。

 

  • 肌を乾燥させず、しっとり感が持続する
  • パウダー粒子が細かく、肌を傷つけない
  • 軽くのび、なめらかにフィットして、肌に無理な力を加えなくても、きれいにつく

 

このすべてを満たし、肌に最もやさしいファンデーションは、指先でつけるリキッドタイプ。ただし、このタイプはカバー力にやや欠け、伸びがよすぎるためかえってつきが悪いことがあります。
とくにオイリー肌の人には、油分が多すぎてすぐに化粧くずれしてしまうという問題が起こることがあります。
逆にパウダータイプは、カバー力は厚くも薄くも、自在ですが、仕上がりがやや粉っぽくなり、つけ方が乱暴だと肌を傷つけることも、

 

最近はファンデーションの製法技術が進歩しており、パウダータイプでも軽くなめらかに伸び、モイスチュア効果のあるものもあります。肌年齢の高い人向けのブランドのものは、一日中しっとり感が持続し、かなり優秀です。

 

肌質と仕上がりの好みで選ぶなら

女性にとってファンデーションは、いわば第2の皮膚のようなもの。肌質との相性も重要。肌質にぴったり合うものを選ぶと仕上がりの満足度もアップします。

 

肌がオイリーなとき

余分なオイルを避けたいので、パウダータイプを選ぶ。適度なカバー力があるから、肌のキメが粗く、毛穴が目立つ肌でも美しく見せます。

肌がドライなとき

クリームタイプまたはリキッドタイプを選ぶ。肌をきれいにカバーしたいときは、クリームタイプ、透明感のある自然な仕上がりにしたいときはリキッドタイプが最適。とくに小じわが目立つ場合は保湿剤のたっぷり入ったリキッドタイプを薄くのばしてつけると自然にカバーできます。

肌がノーマルなとき

さらっとした仕上げにはパウダータイプ、ナチュラルメイクにはリキッドタイプ、しっとり仕上げにはクリームタイプというように仕上がり感の好みで選べます。

 

肌の悩みに合わせたファンデーションのつけ方

自分の肌に合ったリキッドファンデーションを一つ選び、肌の状態や悩みに合わせて使い方を工夫するのもよい方法です。

 

シミ、ソバカスがある肌

ファンデーションを2色使う。シミ、ソバカスの部分は肌色よりやや濃いめの色を指先でぼかし、その上から顔全体に自分の肌に合った色のファンデーション

ツヤがなく、カサカサした肌

基礎化粧品はしっとりタイプを選び、肌に十分うるおいを与えてからファンデーションをつける。

キメが粗く、毛穴の目立つ肌

白っぽいファンデーションは毛穴が目立つので、自分の肌と同じ、またはやや濃いめの色を選ぶとよい。厚塗りすると毛穴が目立つので、こすらずにつけること。薄くサッと伸ばして仕上げるのがコツ。

Tゾーンが脂っぽく、テカテカ光る肌

まず、乾燥しやすいほおや目の回りにつけてから、額、鼻、あごのTゾーンは少なめにつけてのばす。その上に軽く押さえるようにして重ねづけすると化粧くずれしない。

 
トップへ戻る