美肌のためのパック剤の効果・選び方
パック剤の効き目は速効性が特徴。とにかく、目に見えて肌がきれいになるのが、パックのよさです。
それは、
- 肌が水分を含み、血行がよくなるのでハリや透明度が増し、しなやかになる
- 表面の古い角質が取れ、肌がなめらかになる
という2大作用があるためです。
ただ、自分がどんな効果を望むかによって、パック剤の種類が違いますから、まず、自分の肌の状態をチェックし、目的に合ったパック剤を選ぶことが大切です。
目的別パック剤の使い分け
余分な皮脂を取り去る
一般にオイルコントロールとかオイルクリアと呼ばれる製品がこのタイプ。これらにはベントナイトやクレイという吸着作用のある粉末が入っていて、毛穴の中の皮脂を吸い出す働きをします。その結果、皮脂が表面に出てくるまでの時間が長くなり、化粧くずれの防止に有効というわけ。はがすタイプと洗い流すタイプがありますが、どちらでも好みで選んでよいでしょう。
肌をなめらかにする
ピールオフタイプ、つまり乾くのを待ってパリパリッとはがすパック剤が最適です。パック剤をはがすとき、表面の古い角質がいっしょに取れるので、肌がなめらかになります。そして、肌をぴっちり密閉しますから、保湿、血行促進効果も十分。肌への刺激が気になる人は、ドライ肌用のものを使うとか、肌年齢の高い人向きの製品を選べば、使用感はかなりマイルドです。
血行をよくしたり、しっとりさせる
ピールオフタイプのモイスチュアパックにも、この効果は十分にあります。でも、はがすときの刺激が肌に強すぎるという人や乾くのを待つのが面倒という人には、洗い流せるタイプのクリームパックやフォームパックのほうが向いています。肌を密閉する効果も決してピールオフに劣りません。塗るとすぐに肌がホカホカして血行がよくなり、発汗作用が盛んになります。