アクネ菌とは

 

アクネ菌とは!? | シミ関連用語

アクネ菌とは、ブドウ球菌と同じように一番多く皮膚に存在する菌。
アクネ菌は、皮膚にいつもいる菌で、皮脂を栄養として増殖し、ニキビや吹き出物の原因となります。

 

アクネ菌は特に皮脂を好み、毛穴の中で皮脂を分解して脂肪酸を作る働きがあるため、
アクネ菌により発生した脂肪酸は紫外線や酸素などで酸化します。
これが黒ニキビとなります。

 

また、脂肪酸のかたまりが毛穴に詰まり、除去できないと、化膿し、腫れることがあります。
これがが赤ニキビとなります。

 

 

 

ニキビを予防するにあたってはこのアクネ菌を除去する必要があり、正しい洗顔方法による洗顔が重要である。
近年は特にアクネ菌に対して強い効果を発揮する洗顔クリームなどが美容各メーカーから販売されている。

 

 

アクネ菌の対処法

アクネ菌は、酸素を嫌い、皮脂を栄養に増殖するという性質があるので、
酸素が少なく、皮脂がたくさんある皮脂腺がアクネ菌の住みやすい場所となります。

 

そこで肌を清潔に保つことが大切になります。
ただ肌を清潔するためにといって、洗顔のやりすぎは皮膚の乾燥などのダメージにつながることもあります。

 

そこで皮膚へのダメージを少なくし、アクネ菌を抑えるには、正しい洗顔を心がけるのが一番の対処法になります。
正しい洗顔は、ごしごしこすることではなく、優しく洗うことです。
また洗顔の数を増やすと逆に肌にダメージを与えてしまう結果になることがありますので、
洗顔は1日2〜3回が望ましいといわれています。

 

ただアクネ菌は、皮膚の酸性度を調整し、弱酸性に保ち、他の病原菌の進入や繁殖をおさえる働きもあります。
アクネ菌は、にきび(ニキビ)の原因にはなりますが、皮膚にとっては、ある程度なくてはならない存在です。

 
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