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ギャバは中性脂肪を減らす!

ギャバ(GABA)とは、γ-アミノ酪酸(Gamma-AminoButyricAcid)の頭文字を取った呼称でアミノ酸の一種。
人間の脳などに多く存在しており、抑制系の神経伝達物質として重要な役割を果たしています。
ギャバは、脳のパニックを落ち着かせたり、血圧や中性脂肪を抑える、
肝臓や腎臓の機能を高めるなどの働きがあります。
脳内のギャバが不足するとイライラするのをはじめ、さまざまな体調不良を招き、
ひいては大きな病気の引き金となってしまいます。
GABAは発芽玄米やチョコレートにも多く含まれています。

 

 

 

ギャバの働き

ギャバにより期待できる効果は、実に幅広く、多彩。

 

血圧を下げる

ギャバには、血液中の塩分をろ過する腎臓の働きを活発にし、
利尿作用を促すことで血圧を下げる効果が期待できます。

 

中性脂肪を抑える

ギャバは内臓の働きを活発にして消費エネルギー量を高める一方、
血液中のコレステロールや中性脂肪をコントロールし、脂質代謝を促すことが分かっています。
このため肥満の予防だけでなく、糖尿病などの予防にも役立つことが期待されます。

 

肝臓・腎臓の働きを高める

腎臓の働きを活発にして血圧を下げるばかりでなく、
ギャバには肝臓の働きを活発にする効果も期待できます。
アルコールの代謝も早くなります。

 

神経を鎮める

ギャバは、脳内で抑制系の神経伝達物質としてはたらく成分。
このため、ギャバを摂取するとイライラなどをやわらげる効果があります。
睡眠障害、自律神経の失調、うつ、更年期の抑うつや初老期の不眠といった症状の改善などの
効果が期待できます。
さらにアルツハイマー型痴呆症の予防・改善にも期待できます。

 

 

 

ギャバが豊富に含まれる食材

ギャバは動物や植物の内にある天然のアミノ酸で、さまざまな食べ物に含まれています。

 

特に発芽玄米には、100g中に10mgのギャバが含まれています。
これは白米に含まれるギャバの約10倍にあたる量。
このほかにも、トマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、きゅうり、メロン、みかんなどの野菜や
果物、漬物、キムチなどの一部の発酵食品にもギャバが含まれています。

 

近年、キムチからギャバを効率よく生産できる乳酸菌が発見されました。
これにより、チョコレートや飴、コーヒーや醤油など、
ギャバを添加した多くの食品が開発されています。

 

 

 

ギャバのオススメ摂取方法

ギャバは必要摂取量をこえても体に悪影響はないとされていますので、
摂取し過ぎても心配ありません。
逆に、必要量を摂取することが難しいのです。

 

ギャバの必要摂取量は一日に10~20mg。
摂取方法そのものは、ギャバ含有量が多い食品を食べるというだけのことです。
ただ、必要摂取量を確保する難しいので、ギャバを主成分としたサプリメントや
ギャバが高濃度に含まれる食品を摂取するとよいでしょう。

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