ニンニクは中性脂肪を減らす!
ニンニクは、世界各国で愛用されている香味野菜。
ニンニクの健康効能は、あの強烈なニオイの元であるアリシンとされています。
アリシンには強力な殺菌作用、解毒作用、抗酸化作用があります。
また、ニンニクに含まれるビタミンB1の働きをアリシンが補助ることで、
疲労回復にも強い効果があります。
他にもコレステロール値を下げたり、血行促進作用などもあります。
さらにはガン予防にも効果があるとして期待されている。
- 免疫系を刺激する
- 抗酸化物質として作用する
- 血清コレステロールを下げる
- 消化を助ける
- 血管壁を拡張することにより血圧を下げる
- 血小板凝集を阻害することにより血液をサラサラにして、血液凝固と心臓発作の危険性を減少させる
中性脂肪を燃焼させ、コレステロールを下げる
ニンニクに含まれるアリシン、アホエン、スコルジニンは、コレステロールの合成を抑え、血中コレステロールを減らす働きがあります。
また、ニンニクくに豊富に含まれるビタミンB2は、コレステロールの材料となる中性脂肪や内臓脂肪などを燃焼させる働きがあります。
しかも、ニンニク特有の成分と結びつくことでS-S結合と呼ばれる形状になり、さらに働きが活性化します。
ニンニクには、コレステロールそのものを減少させ、合成自体を抑えるという2段階の働きがあるのです。
ニンニクに含まれている主な成分
アリイン
無味無臭の特殊なニンニクのアミノ酸。
アリナーゼの働きにより悪臭を発する。
アリナーゼ
触媒的作用をする酵素。
加熱すると働きが弱くなり匂いが少なくなる。
アリシン
アリインがアリナーゼの作用によって生成される硫黄性化合物。
抗菌作用がある。
ジアリルジスルフィド
アリシンが分解してできるニンニク油の主成分。
悪臭があるが抗菌性や薬効もある。
アホエン
アリシンが加熱されて生じる物質。抗血小板作用・抗菌作用がある。
アリチアミン
アリシンとビタミンB1が結合してできる物質。
スコルジニン
ニンニク中のある物質と糖分が結合してできた物質。
体力増強や抗ガン作用がある。
ゲルマニウム
ニンニク中に含有されるミネラルの一種。
疲労回復や強壮に効果がある。
メチルアリルトリスルフィド
血液の凝固を防ぎ脳卒中や心筋梗塞などの血栓症を防止する。