どちらかの目が見えにくいと感じたり、左右で見え方にかなり差があると感じる場合などは、
なるべ早く眼科を訪ねましょう。
何か白内障以外の一刻を争う病気がある場合もあるからです。
大きな病院でなくとも、近所の眼科医院でも、きちんとした検査ができます。
ただしコンタクトやメガネの安売店などは眼科医がいないこともあるので、
避けたほうがよいでしょう。

 

 

白内障と診断されたら

その結果、白内障と診断されても、あわてたり、落胆する必麦はありません。
老人性白内障は、名前の通り年齢とともに増えていき、
ある程度の年齢になれば、ほぼ全員がかかる病気です。
白内障と診断されれば、ショックはあるでしょうが、老眼の次の段階と考えることもできます。
老化の一種と考えれば、よいのではないでしょうか。
また、白内障は、安全な手術で視力を回復することができます。
ひとくちに白内障といってもいくつかの種類がありますが、大半は老人性の白内障です。

 

 

白内障の発症率

40代

10〜20%

50代

60%

60代

70〜80%

70代

80〜90%

90代以上

100%

 

高齢化と共に白内障患者数は増え、1000万以上いると言われています。